読みたいと思っていたけど忘れてて、先日ニムロッドを読んで思い出し、やっと読みました。生まれ変わりで現世を生きている井上。最初の自分はクロマニヨン人、そしてユダヤ人のハインリヒ・ケプラーとして収容所で餓死し、今、日本で井上由祐として、3度目の人生で初めての「私の恋人」と思える人と出会っている。人類は一人目の自分が想像したとおりの繁栄と滅亡への道を歩んでいる。そして、彼らに取って代わられかけている。個々だった人類はやがて一つのものとなっていく。ん~~~、難しかったけど、なぜかおもしろかったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(あ行の作家)
- 感想投稿日 : 2019年8月15日
- 読了日 : 2019年8月15日
- 本棚登録日 : 2019年8月15日
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