植本さんのことは全く知らず、多分書評か何かを読んで、読みたい本に入っていたのだと思います。読み始めてすぐに、「イカれてるわ、この人」という思いでしんどくて、なんでこんなに子供を愛せないことを赤裸々に書けるのか?書くことでこんな自分を認めてほしいと発しているのか?とイラつきました。こう言う人は絶対に子供を育ててはいけなくて、親が育てたように自分も育て、子供から嫌われるのに、と思っていたら後半で先生に出会い、自分を少し知ることができて、関係ない人なのに良かった!と思いました。「母には感謝してる」と言う人は母親が嫌いなんですよね。私なんか「母みたいになりたい」くらい好きなんだけど、好きになれない環境だと本当に大人になってからも辛いなぁと改めて感じました。それにしても、なんだかんだ逞しい人。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2023年4月28日
- 読了日 : 2023年4月28日
- 本棚登録日 : 2023年4月28日
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