異邦人(いりびと)

著者 :
  • PHP研究所 (2015年2月24日発売)
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内容紹介
一枚の絵が、ふたりの止まった時間を動かし始める。
たかむら画廊の青年専務・篁一輝(たかむら・かずき)と結婚した有吉美術館の副館長・菜穂は、出産を控えて東京を離れ、京都に長期逗留していた。妊婦としての生活に鬱々とする菜穂だったが、気分転換に出かけた老舗の画廊で、一枚の絵に心を奪われる。画廊の奥で、強い磁力を放つその絵を描いたのは、まだ無名の若き女性画家。深く、冷たい瞳を持つ彼女は、声を失くしていた――。
京都の移ろう四季を背景に描かれる、若き画家の才能をめぐる人々の「業」。
『楽園のカンヴァス』の著者、新境地の衝撃作。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 単行本
感想投稿日 : 2016年7月25日
読了日 : 2015年9月26日
本棚登録日 : 2015年9月26日

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