これが新作?
タイトルも、演出も、サウンドも、衣装、背景セットも
さらに「ダリオ・アルジェント」の名前にも古典の匂いを感じてしまう本作。
借りる際にすでに「リマスターとかじゃね?」と思っていたのですが
(確かに画質は良い)、後半、ジジィになったルトガー・ハウアーが
ヴァン・ヘルシングとして登場し、初めて近作であることに確信を持てました。
そんな作品ですが、かえって古典を見ていない自分としては、
ドラキュラの基本的なお話が確認できてよかったです。
ヴァン・ヘルシングとかミナ・ハーカーとか、
「ドラキュラ」での物語をちゃんと知ってなかったからな。
ミナの役立たず(失礼)の旦那は、ジョナサン・ハーカーという名だが、
吸血鬼との対決を描いたシリーズ一作目のJOJOがジョナサンだったのは
こっから名前を頂いてるのかな、とか。
あと、この作品だとドラキュラ、いろんな生物に変身してましたが、
蝙蝠だけじゃないんですな(逆に本作では蝙蝠にならなかった)。
狼・梟・多量のハエ…なんか、ヴァンパイアが狼に変身しちゃったら
狼男の立場はどうなるんだろう、とか心配してしまったり。
あとはアレ。
なんなの巨大カマキリって。刃牙じゃないんだから。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ゾンビ/感染/ヴァンパイア
- 感想投稿日 : 2015年1月13日
- 読了日 : 2014年7月14日
- 本棚登録日 : 2015年1月13日
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