変態性を期待して読んだんですが、至極マトモな面白いエッセイでした。視点、感性はやっぱり常人とは違う、それを文章にする能力はやっぱり高いんだろうなぁ~。大場久美子に対する学問的考察とか地理的マイナーな東金の話とか言われて見て初めてあぁそうなのか、と思う場面は多々あり。普通の人は妄想をここまで突き詰めて考えないだけかもしれないけれど。表紙があの「滝の絵」で会田誠氏の作品の中でも特に好きな作品の一つ。各章毎の扉絵に女の子がアップで載せられていて、一々「あ、この子は『滝の絵』のあそこに位置する子だ」と確認しながら読んでました。実物を見た時に一番可愛く描けているのでは?と思った子は159頁です。(探しました。私ってバカ?)
だいぶ会田誠熱に侵されている様な気がします。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年2月19日
- 読了日 : 2013年2月19日
- 本棚登録日 : 2013年2月18日
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コメント 2件
めがねくんさんのコメント
2013/04/07
bandit250fさんのコメント
2013/04/07