車椅子のJリーガー―いま僕はシドニー・パラリンピックの日本代表

  • 主婦の友社 (2000年9月1日発売)
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読者のみなさんへ はじめに

第一部 「一生懸命のあなたがいちばんカッコイイ」
 出会った時は着ぐるみのウサギ
 中学生のようなラブレター
 オランダ遠征のお土産を誕生日祝いに
 プラス思考の人
 この人と一緒にいたい
 そして結婚へ。順風満帆でした
 和幸の事故は衣装合わせの日に
 「ごめん、ごめん」と彼が苦しそうに
 「車椅子になるかもしれません」
 この日から日記をつけることに
 だからこそ和幸の妻になりたい
 打算で人生を生きたくない
 病院から帰るとひとりぼっち
 和幸の足はもう動かない
 つらい宣告。でも私がついているよ
 泣き言は一切口にしない
 「陽子のためにもう一度サッカーをやる」
 春はもうすぐそこまで来ている
 車椅子のきつい訓練に耐えて
 自動車の運転も再訓練
 車椅子生活ができるマンションを探して
 結婚式と退院祝い。純白のウェディングドレスに
 あれほど夢見た二人一緒なのに
 私、妊娠したみたい
 私のパートが収入源
 和幸の就職が決まった
 そして無事出産
 この恩人との出会いがなかったら
 「車椅子バスケットをやってみない」
 「よーし、自分もバスケットやるぞ」
 「パラリンピックをめざしています」
 和幸はやっぱりカッコイイ
 パラリンピック日本代表に選ばれる
 家族がまた一人増えました
 
第二部 「足がタイヤにかわっただけじゃないですか」
 「今じゃなくちゃ」と彼女が必死で
 やっと初デートにこぎつける
 好きな人が現れたらすぐ結婚したい
 彼女の日記で足のことを知る
 不覚にも深夜の病室で一人で泣いた
 栄光の10番をつけてレギュラーに
 Jリーグ開幕。半年後に事故・・・・・・
 僕には守らねばならない人がいる
 リハビリ目的で始めたバスケットだったが
 目指すはパラリンピックだ
 この子が誇れる父親になろう
 あの失意の日々も今はもう思い出に
 パラリンピックの選手候補に選ばれる
 長男の出産に立会い、感動
 僕たちは出会いにとても恵まれた
 
第三部 「やるからには目標高く、がんばろう、やりぬこう」
 シドニーだけじゃない、次のアテネにも出場だ
 少しでもいい、人の役に立つ仕事がしたい

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感想投稿日 : 2013年5月5日
本棚登録日 : 2013年5月5日

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