「数字・ファクト・ロジック」と、「本・人・旅」はこの本でも健在。教養とは、人生をより楽しくするためのツールであり、自分の頭で考えられること。
日本はかつて「キャッチアップモデル、人口増加、高度成長」の3点セットによって一定の地位を築くことが出来たが、その前提が崩れたいま、新たな戦略が必要となる。そこでは考える力が求められる。その部分に、現状の労働慣行、大学教育はマッチしていない。
・教養とは何か?
・日本のリーダー層は勉強が足りない
・出口流・知的生産の方法
・本を読む
・人に会う
・旅に出る
・教養としての時事問題-国内編-
・教養としての時事問題-世界のなかの日本編-
・英語はあなたの人生を変える
・自分の頭で考える生き方
盲目的に賞賛するのでも必要以上に卑下するのでもなく、日本の立ち位置を事実として受け止めて、ふたたび世界の中で存在感を発揮できるためにはどうすればいいかを自分の頭で考えられるようになるといいな、というのが感想。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス・思考
- 感想投稿日 : 2017年11月7日
- 読了日 : 2017年11月4日
- 本棚登録日 : 2017年9月18日
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