理系の学生が論文・レポートを書くケースを想定して書かれた本。1981年から読み継がれていて評価が高いらしい。
自分は本のメインのターゲットではないが、仕事柄文章を書く機会が多いので、要所要所を参考にさせてもらう。「逆茂木型」の文章を書いてはならない、言い切り型にすべき、「まぎれのない文」を書かなくてはならない、あたりが印象に残った。
文体は固いが、スルスル頭に入ってくるのは流石。
1.序章
2.準備作業(立案)
3.文章の組立て
4.パラグラフ
5.文の構造と文章の流れ
6.はっきり言いきる姿勢
7.事実と意見
8.わかりやすく簡潔な表現
9.執筆メモ
10.手紙・説明書・原著論文
11.学会講演の要領
以下Amazon商品ページより。
物理学者で、独自の発想で知られる著者が、理科系の研究者・技術者・学生のために、論文・レポート・説明書・仕事の手紙の書き方、学会講演のコツを具体的にコーチする。盛りこむべき内容をどう取捨し、それをどう組み立てるかが勝負だ、と著者は説く。文のうまさに主眼を置いた従来の文章読本とは一線を劃し、ひたすら「明快・簡潔な表現」を追求したこの本は、文科系の人たちにも新鮮な刺激を与え、「本当に役に立った」と絶賛された。2016年には紙の書籍がついに100万部を突破した、不朽の文章入門
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
資格・英語・学習・読書
- 感想投稿日 : 2020年9月8日
- 読了日 : 2020年8月30日
- 本棚登録日 : 2017年9月7日
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