くまのこうちょうせんせい

  • 金の星社 (2004年6月1日発売)
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本棚登録 : 822
感想 : 74
3

4歳1ヶ月

保育園で子が借りてきた絵本。


くまのこうちょうせんせいが病気になって
学校をおやすみ。
校長先生は、しばらくお休みしたあとに、病院から学校に通う許可をお医者さんからもらって、日課だった校門前での朝のあいさつ。
でも以前のような大きな声は出せません。


ひつじくんと病気の校長先生のお話。
お話の視点は校長先生がメインですが、ひつじくんの視点もあり、両者の気持ちを考えることができる内容。


実話が基になっているというあとがきに衝撃でした。


大きな声で挨拶しないとダメ的なものも
子はこうあるべきっていう大人の思い込みであって
そういうものを大人が子供に価値観を押し付けた態度をとっていないか考えさせられる絵本でした。

ひつじくんがおっきな声が苦手な理由が、
おっきな声でパパママが喧嘩とか、
リアルに子供にもありそうな内容だったので、反省。



子供の反応的には
ひつじくんがおっきな声を出すところで、
子供も自発的に真似しておっきな声で読んでました。
ひらがなも濁点は難しいですが少し読めるので、
「これは何て書いてあるかわかる?」とタイトルあてをして、
絵本の中で何度も出てくるキーワードの「おはようございます」の文字にも注目させたりして読み聞かせしました。
2回続けて読まされたので、普通に気に入ったようなので、可もなく不可もなく★3つ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年11月11日
読了日 : 2022年11月11日
本棚登録日 : 2022年11月11日

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