ある日突然、亡くなった人から宅配便が届いたら。
そりゃ、びっくりすわね、そしてその届いたものの意味を考えるだろうね。
これは、不思議なお話、ファンタジなんかじゃなくてきちんとしたお仕事の話。
生前に本人が依頼したお届け物たち。
だからこそ、そのお届け物を受け取ったひとは、戸惑いながらもその意味を考え、そして本当の意味でそれを受け取っていく。
生きている誰かに、もういない誰かの思いを届ける。いなくなった後だからこそ届けられるものもある。でも、受け取った側はきっと思う。生きているうちに受け取りたかった、と。そして、語り合いたかったと。
私は誰に何を届けたいのかな。届けられるうちに自分で届けようかな、そんなことをつらつらと考えている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2024年4月
- 感想投稿日 : 2024年4月5日
- 読了日 : 2024年4月5日
- 本棚登録日 : 2024年4月5日
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