悪の論理―ゲオポリティク(地政学)とは何か (Ohtemachi books)

著者 :
  • 日本工業新聞社
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感想 : 2
4

1977年( 37年前 ) に出版された地政学の本です。
当時、ベストセラーになった本です。
それなりに難しい内容ですが、当時の人たちははこれを買って読んでベストセラーに押し上げていたんですね。

一方、2014年現在書店に並んでいる本は、情緒的な文章で日本を賛美したり、反韓国反中国の本ばかり。
今は、中身スカスカの感情的な本しか売れないのだろうなと思います。
保守派の劣化を感じます。

内容は、反ソ連・反アメリカ・反左翼 です。
さらに、核技術と核燃料を手に入れ、地政学という国家戦略の基礎を学べという保守的な内容です。

ロッキード事件は、核防条約隠しのためだと
沖縄独立も、米ソの陰謀なんだと主張しています。

昔の本を読むと、現在の言論の流れを理解することができて良いかもしれません。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年7月3日
読了日 : 2014年7月3日
本棚登録日 : 2014年7月3日

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