愛と喪失の恋愛小説。市川さん的には一人の女声「裕子」のためだけに書かれた。市川さんの作品ではよくある「愛し合っている上での喪失の話」、と言ってしまえばそれまでですが感動しました。Separationは妻が子供に還っていってしまう話。事情だけに二人だけの世界があって、最後には希望があったので比較的に楽に読めました。ただ、その後のVOICEが愛し合っているのに、心は分かっているのに別れがあり、最後はとても悲しい結末だと感じましたし、少し泣けました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年6月29日
- 読了日 : 2014年6月9日
- 本棚登録日 : 2014年5月13日
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