家庭の都合でペンギン探偵P・P・ジュニアと暮らすことになった、内気な中学生・夕星アリス。不思議な指輪の力で鏡の世界に入り込んだことから、探偵助手アリス・リドルに変身して活躍することに。マシュマロボーイ誘拐事件、消えた女子中学生の謎、狙われたガラスの靴など、アリス&ペンギンは大忙し。
図書館本。
わかっていて借りたものの、いい歳の大人が読むにはやはりちょっとキツい。児童向けラノベといった趣。推理小説というより、しゅご◯ャラや怪盗◯イント・テール的な何かだった。
対象年齢がよくわからず。内容的に小学校中学年くらい向けかと思うが、ハードボイルドだのネロ・ウルフだの、その年頃の子が知っているとは思えないネタが……。
その割に、推理の方は手掛かりが三題噺や連想ゲームレベルで、超能力者でないと推理不可能。
推理方法だけはちょっと変わっていて、鏡の世界と現実世界の時間の流れの差を利用して、ひたすら考える!というもの。なかなか斬新ではある。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年7月16日
- 読了日 : 2022年7月16日
- 本棚登録日 : 2022年7月16日
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