所々でタイトルが手書きになっているのが、この
本への親しみやすさを演出している。
著書では「いやな経験は「気づき」にするより「ネ
タ」にしよう」と書いてある。本の内容とはずれるが
私の属している組織の長も、最近この言葉を覚えた
らしく、やたら多用する。もともと、知った事を
さも、自分だけが知っているように、部下に話す。
まるで、覚えたての猿のようにしばらくの期間
何回もリピートする。しかし、そのネタ自体が
世間的には数年前のネタである。従って、聞かさ
れる方は、迷惑である。
で。この本を読んで改めて、上記のような、
バカ上司に対する対処をもっとわかりやすく
しようと思った。これまでも、「ほぉ、そうな
んですか」「わぁ初めて知りました」とわかり
やすく小馬鹿にして伝えたつもりだが、あまり
相手に響いていない様子だった。そこで、もっと
ストレートにバカにしてやらなければ伝わらない
こともあるのだと本を読みながら、本とは関係の
ないことに思考を巡らせていた。でも、そういう
世間知らずのバカにくせにいい暮らししてんだよ
なぁ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
哲学・倫理学、道徳・人生訓、教訓
- 感想投稿日 : 2015年2月14日
- 読了日 : 2015年2月14日
- 本棚登録日 : 2015年1月12日
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