友人が布教してくれました。「あなたの好きそうなものがいっぱい出てくるよ」とのこと。読む前からかなりの期待をしておりました。読む前から期待する本は結構あるけど、期待しすぎないようにはしている。しすぎるとさほど面白くなかったなーとか思ってしまうといやなので。しかし、今回は友人の勧めとがっつり小説読むのが久しぶりというのもあり、大いに期待してしまった。
結果、期待してよかった!期待して本当によかった。読み始めから物語りやキャラクターにどんどん引き込まれていった。こんなに引き込まれるのは久しぶりだ。
山内練がすごく好きだ。正直痛々しい感じがするけど、その感じがすごく魅力的。登場シーンから好きだな、この人って思ったし、麻生との再会のシーン読んでもやっぱり好きだった。
この男臭い感じの雰囲気がいいな。
本編の後に、サイドストーリーが入ってて、それがまた素晴らしかった。練の違った姿が見えた。あのままだったらどうだっただろう。そんなことを考えたりもした。あのままじゃ物語にならないのは分かりつつ…。
借りてから数日で、一気読みしてしまった。下巻も続けて一気に読んだので、全体の感想は下巻のほうで。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説・現代作家
- 感想投稿日 : 2012年12月23日
- 読了日 : 2012年12月23日
- 本棚登録日 : 2012年12月23日
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