人類最大の秘密の扉を開く ソウル・オブ・マネー 世界をまるっきり変えてしまう<<お金とあなたとの関係>

  • ヒカルランド (2013年5月16日発売)
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3

訳がちょっと分かりずく、文章がつながって頭にはいってこない。

p26 現代のお金は、私たちが人間としての能力と価値を決める「競技場」のようなもの

p39 ビッキ・ロビン氏は、著書『お金か、それとも人生か』("Your Money or Your Life")の中で、「生きるために働く」代わりに、より正確には、「死ぬために働いている」、あるいは、人によっては、「殺すために働いている」ことについて語っています。

p46 インドでは「感謝の表現としてはじまるものは、恩恵としてずっと続けていく」といわれている

p56 マザーテレサは、
「私の仕事を知ることが、私を知る方法です。私は私の仕事なのです」といいました。

p74 スコットランド人哲学者であり経済学者である
アダム・スミスは、「己の生活を向上させるための個人の当然の努力は、その途上にあるどんな障害物よりもパワフルである」といいました。

p200
環境科学者ダナ・メドウズ
著書『成長の限界 人類の選択』(邦訳 ダイヤモンド社)
原題 Limits to growth

経済学者はこう言います。

「自分自身を価値のある競争相手と闘わせることによってのみ、あなたは効率よく才能を発揮することができるのだ。競争に勝利した際の報酬は、成長である。あなたは、1人ずつ競争相手を飲み込み、そしてそうするたびに、さらに次の相手を飲み込むための資源を獲得できる。

一方、地球はこう言うのです。

「競争しなさい、それでいいのです。ただ、あなたの競争相手ともつながりなを保ちなさい。滅ぼしてはなりません。自分が必要とする分だけを取りなさい。あなたの競争相手にも生存するのに充分なだけ残しておきなさい。可能な限り競争をせず、協力を選択しなさい。お互いに受粉しなさい。少数の種に光が上がる形を構築しなさい。栄養分を行き渡らせなさい。縄張りを分かち合いなさい。競争によって、ある種の素晴らしいものが誕生することがあるのです。新しく素晴らしいものは協力によって誕生します。あなたは決して戦場にいるのではありません。あなたはひとつのコミュニティにいるのです」

p201
人間にとって、脅迫や恐怖に対する「闘うか、逃げるか」の反応はごく普通の反応であるという説が長い間、事実とされてきました。でも実際には、これは人間の持つ「男性性」からの反応だという研究がなされています。
脅迫に対する「女性性」の反応は、他社とつながること、そして協力することなのです。最新の研究でも発見されつつある一連の情報の数々から、自然界についてもより壮大な真実が見えはじめています。

言葉は、
すでにそこにあるものにレッテルを貼りはしません。
言葉は、彫刻家のナイフのようなものです。
それは、外界にある漠然とした形のないものから、
アイデア、物事を自由にします。
人間が話す時、
その人の言葉が誕生の状態にあるだけでなく、
その人の話している内容自体も、
誕生の状態にあるのです。
ーイヌイットの知恵

p254
私たちは、「自分が世界に住んでいる」と考えています。私たちは、現実の状況の中に自分がいるのだろうと考えていますが、実際には違うのです。私たちは、世界に関する自分の会話の中に住んでいるのであり、現実の状況に対する自分の思考の中に住んでいるのです。

p263
ダライ・ラマ法王は、著書『幸福論』(邦訳 角川春樹事務所より 原題”Ethics for the New Millennium")の中で、インドの哲学者、シャンティディーヴァの叡智を紹介しています。シャンティディーバは、「私たちは、自分の足に絶対に棘(とげ)が刺さらないようにするために、地上のすべてを覆うのに充分な革をみつけることはできませんが、実際には、それは必要ありません。自分の足の裏を覆うだけの革があれば十分なのです。」と述べました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年12月5日
読了日 : 2014年11月27日
本棚登録日 : 2014年11月27日

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