ひとつひとつの章が短くかなり読みやすい新書だった。フランス文学なるものには触れたことがなかったが、この本を読んで俄然興味が湧いた。
命取りになるほどの危険な魅力を感じさせる女になる方法が分かる本…。男からすると出会ってしまったが最後、全てを失いマイナス無限大のドン底に堕ちていくらしいのだが…。男次第では何でもない女がファムファタルになってしまうこともあるらしい。ファムファタルにもいくつかのパターンがあるようだ。全体を通して 男を惑わせ堕ちさせるためのテクニック本の体。色々と勉強になった。それでも自分は相手の人生を狂わせてまで心を掴もうとは思わないが…。
あと、この本とはあまり関係ないが、ナナ の解説を読んで 汝らその総ての悪を を読み返したくなった。自分が好きな物語男女の関係性を再認識した……。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2021年4月16日
- 読了日 : 2021年4月15日
- 本棚登録日 : 2021年4月14日
みんなの感想をみる