世界屠畜紀行 THE WORLD’S SLAUGHTERHOUSE TOUR (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2011年5月22日発売)
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本棚登録 : 979
感想 : 113
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 世界各国の屠畜事情、どのような動物をどのような事情でつぶして食肉に仕立てるか、屠畜に関わる職業とそれらへの差別はどうなっているのか、などに取材した内容。
 著者の「差別とはなにか」「『動物をつぶす』ことが『残酷』とはどういうことか」という疑問への真摯な姿勢と、屠畜という職業への愛が伝わってくる本だった。
 「食育」に興味のあるかた、また「食べること、食べられること」に関心のあるかたにおすすめしたい。

読書状況:いま読んでる 公開設定:公開
カテゴリ: 評論・エッセイ
感想投稿日 : 2021年9月14日
本棚登録日 : 2019年12月28日

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