世界屠畜紀行 THE WORLD’S SLAUGHTERHOUSE TOUR (角川文庫)
- KADOKAWA (2011年5月22日発売)
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感想 : 113件
世界各国の屠畜事情、どのような動物をどのような事情でつぶして食肉に仕立てるか、屠畜に関わる職業とそれらへの差別はどうなっているのか、などに取材した内容。
著者の「差別とはなにか」「『動物をつぶす』ことが『残酷』とはどういうことか」という疑問への真摯な姿勢と、屠畜という職業への愛が伝わってくる本だった。
「食育」に興味のあるかた、また「食べること、食べられること」に関心のあるかたにおすすめしたい。
読書状況:いま読んでる
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カテゴリ:
評論・エッセイ
- 感想投稿日 : 2021年9月14日
- 本棚登録日 : 2019年12月28日
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