伊勢丹一流のサービス (経済界新書 2)

著者 :
  • 経済界 (2011年2月10日発売)
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感想 : 11

伊勢丹と聞くと華やかな世界をイメージするが、100年以上も続く小売業であり、イトーヨーカドーやセブンイレブンと同様に、現場で顧客志向を徹底的に叩きこまれる非常に泥臭い企業であることを、本書が気づかせてくれた。

百貨店におけるサービスとは何か。
それを自ら問い続け、改善を続けてきた歴史を、筆者の取材による、当時の社内報の引用から垣間見ることができる

バイヤー自身が顧客を知るために休日に販売現場に立ったり、商品をよりよく知るために海外の生産工程を訪問したりと、華やかな表舞台の裏側には努力が存在している。

■メモ
・お客様の欲しかった商品、欲しい可能性のある商品をシートに記入し、カレンダーに集約した歳時記カレンダー

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Retail
感想投稿日 : 2012年1月2日
読了日 : 2012年1月4日
本棚登録日 : 2012年1月2日

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