吹奏楽部の活躍の見せ所であるマーチング・フェスや文化祭などでの描写が、あまりにも淡々とし過ぎていて、吹奏楽の楽しさや面白さが全く伝わって来ませんでした。
吹奏楽にしても恋にしても友情にしても、ここ一番!という盛り上がりが無くて、全体的にぼんやりとした印象。登場人物たちの成長物語としてはそれでも良いのだけれど、青春音楽小説と銘打っているのなら、吹奏楽にもっと重きを置いて欲しかったなぁ。個人的には吹奏楽と恋・友情の比率が七対三、もしくは八対二くらいでも良かったと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
青春
- 感想投稿日 : 2010年2月9日
- 読了日 : 2009年5月22日
- 本棚登録日 : 2009年5月22日
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