同性への片思いって良いよね♪と軽い気持ちで読み始めたら、どんどん重たい、歪んだ方向へ突き進んでいく話。
主人公がひとり、明らかに変なので(周りも都合良く、主人公を後押しするように動くので)笑わせようとしていないのに笑ってしまった。
主人公が最後にした行動は人としてダメだと思うけど、それをわざわざ言うのも野暮だなって思う。
最後まで引き込まれて読んでしまった時点で、私の負け、作者の勝ち。
なぜか読後感は爽やかだった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年4月7日
- 読了日 : 2016年4月7日
- 本棚登録日 : 2016年4月7日
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