悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。
そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。
廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。
時空を超えて過去から投函されたのか?
3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが…。
次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。
悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?
単純に、3人が未来の事実を知っている事から、
あらゆる難問を解決していくのかなぁ?
と読みだしてみたが、過去の店主、児童養護施設、悩める相談者、
そして悪事を働いた3人がそれぞれ大きく絡んでくる。
伏線だらけの短編が物語が進んでいく毎に、
パズルのピースが揃っていくかのように、気持ちよく回収されていく。
東野先生の作品は、ミステリもいいが、SF作品もかなり面白い♪
心がふわっと温かくなる、そんな作品だった(*^-^*)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年8月9日
- 読了日 : 2020年8月9日
- 本棚登録日 : 2020年8月9日
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コメント 3件
アールグレイさんのコメント
2021/04/25
アールグレイさんのコメント
2021/04/25
bmakiさんのコメント
2021/04/28