―――名誉も誇りもない、そして戦闘を前提としていない、世界一奇妙な軍隊・自衛隊。
世間が高度成長で浮かれ、就職の心配など無用の時代に、志願して自衛官になった若者たちがいた。
軍人としての立場を全うし、男子の本懐を遂げようと生きる彼らを活写した、著者自らの体験を綴る涙と笑いの青春グラフィティ!
久々の浅田次郎
自衛隊という特殊な環境を舞台にしたアホくさくも愛すべき青春短編集
戦では星の数(=階級)で部下に命令を下し
営内生活では飯の数(=在籍年数)で目下を思いやる
本音と建前が混合された日常の中で懸命にもがく若い隊員のお話
自衛隊への印象がちょっと変わるかもよ
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2012年12月30日
- 読了日 : 2012年12月30日
- 本棚登録日 : 2012年12月30日
みんなの感想をみる