バスラの図書館員―イラクで本当にあった話

  • 晶文社 (2006年4月10日発売)
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感想 : 81
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イラクの港町、バスラに住むアリアさんは図書館員をしています。イラクの日常会話には戦争や生死への不安が飛び交います。そしてついにやってきてしまった戦争。アリアさんは戦火から本を守るため、図書館から本を運び出しました。
余計な知識をつけないように、ということなのか。なんで本を燃やそうとするんだろうと思うし。アリアさんは必死で図書を守ろうとしてるけど、命の方が大事なんじゃない?とも思ったりする。
でも必死に図書を救い出したアリアさんやその友人たちの姿をみてたら、やっぱり重要なんだなと思えて、理由を言葉にするのは難しいけど、図書の大事さを改めて感じた。
今も図書館の再建を願いながら図書を守り続けてるってゆうのが心に響く。
2008/12/11

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2008年12月12日
読了日 : 2008年12月12日
本棚登録日 : 2008年12月12日

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