ちょっと懐かしいクラシックな雰囲気漂うぶっ飛び系なんでもありSF。「SFコメディ」というには、日本人には笑えないくどい言葉遊び(私はその手の表現がきらい)が目につくものの、つまんなくなりそうな絶妙のタイミングでなるほどそうきたかっていう伏線拾い展開がなされてついつい読み進めてしまう。まぁ、そのぶっとび伏線回収が気に入れば、暇な時に読んで損はないでしょうが、最近のSFを読みこんでいると、やはりちょっと古さが目立つというか、展開だけの面白さに終始するので物足りなく感じるかも。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2023年6月21日
- 読了日 : 2023年6月21日
- 本棚登録日 : 2023年6月5日
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