「すべてに満たされているのなら、小説は必要ない」
と、あとがきにあるように、
小説や物語でしか経験できないことがある。
掏摸にあったこともないし、あいたくもない、
そして、けっして、掏摸になりたいとも思わない。
「男の子」という名前のない登場人物が、
とても読んでいて辛かった。
あえて、名前を付けないことに、意味があるのだろう。
万引きは、ある意味病気の場合がある。
掏摸の場合は、どうなんだろう・・・
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
人間ドラマ
- 感想投稿日 : 2023年9月13日
- 読了日 : 2023年9月13日
- 本棚登録日 : 2023年8月22日
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