天使の囀り (角川ホラー文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2000年12月8日発売)
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本棚登録 : 8940
感想 : 798
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夏になると必ずと言っていいほど推薦される小説だったため、気になっていてやっと読んだ。前情報を入れずに読んだので、最初にアマゾン探検からのメール文で始まることに戸惑ったものの、すぐにホラーらしい不穏な空気になり、その後の展開は予期せぬ恐ろしいものだった。

作者は取材好きとのことで、経験したことがない場面も経験したことがあるような場面も、どちらも緻密に描かれていてとても説得力があった。個人的にはそこに引き込まれたのかもしれない。

グロい・気持ち悪い・怖いだけではない面白さがあって、とても楽しく読ませていただいた!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年9月12日
読了日 : 2022年9月12日
本棚登録日 : 2022年9月12日

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