魅力的すぎる。
すっかり心奪われた。
しばらくこのまま続くのは間違いない。
一日に何度も光圀のことを考え、口にだし、
3日目ぐらいにはまわりに失笑されるようになり
いまはもう諦観である。
(ある意味ありがたい)
泰姫のかわいらしさも魅力的だ。
たった17歳で、そんな言葉がでるものなのかと
天性の心の美しさをみた気がした。
末永く共に歩んでほしかったと悔しく哀しい。
兄の大きさがすばらしい。
「頑張れ、子龍」
「頑張ったな、子龍」
そのやさしい声音が届いたような気がした。
750ページもの厚さに怯み、
なかなか手にとれなかったけれど読んでよかった。
本当によかった。
350ページをすぎたあたりから
先へ先へという思いがどんどん強まった。
時代小説は読みなれていないので
いつもより時間がかかった。
なので進み具合にもどかしくなりながら読み進めた。
余談だが、わたしがこの本を読むようにはみえなかったと言われた。
その人がどんな本を読むのかというイメージは
たしかに勝手につく部分がある。
近かったらいまごろゆかりの地を巡っていただろう。
いま、こんな人に出会ったら確実に恋におちる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
冲方丁
- 感想投稿日 : 2013年8月4日
- 読了日 : 2013年7月26日
- 本棚登録日 : 2013年7月27日
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コメント 4件
vilureefさんのコメント
2013/08/05
macamiさんのコメント
2013/08/11
nico314さんのコメント
2013/08/18
macamiさんのコメント
2013/08/20