主人公の天窓のあるベッドルームにやってくる女性。空を見ながら横になれるうれしさがよくわかる。彼女の生死と向き合う難しい姿勢は前半で描かれた
ものからすると意外なものだった。
ふたりの再会のシーンがとてもいい。
何に対してもどうでもよくて、深くかかわりたくないと思いながら生きてきた男性が、
その女性に再会することで変わったところに心がじんわりする。
そこは他の人の語りだけで、直接のシーンがなかったのが残念。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
千早茜
- 感想投稿日 : 2013年1月31日
- 読了日 : 2011年12月30日
- 本棚登録日 : 2011年12月30日
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