「悲しみよこんにちは」
斉藤由貴の同タイトル曲を思わせる名前に惹かれ、手に取った作品。
図書館で何度か借りて、読み終えました。
結構古い時代の翻訳なので、読みにくかったですが…。
パパっ子の娘セシルと、娘っこラブの父レエモン、父の愛人エルザは、それなりに幸せな関係を築いていた。
だが、父が亡き母の友人アンヌに恋をしたことで、その関係が崩れていく。
「義務」として母のように接するアンヌに反抗するセシルは、エルザを巻き込んで父の愛を取り戻そうとする…という話。
フランスには行ったことないですが、海辺の涼しげな風が吹いてくるようです。
甘酸っぱくて爽やかな青春。古い時代の映画みたいな、でもすっごく繊細で美しい、そんな感じがしました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外文学
- 感想投稿日 : 2016年5月4日
- 読了日 : 2015年4月7日
- 本棚登録日 : 2016年4月11日
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