ハチ公の最後の恋人 (中公文庫 よ 25-2)

著者 :
  • 中央公論新社 (1998年8月18日発売)
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本棚登録 : 3645
感想 : 322
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宝物の一冊。
大好きな人を思う心にとても共感。
マオちゃんの目線とか。。
周りの人との関係、環境、、それをどう捉えてるか。
いい言葉がたくさん。。
心が震えました。
泣ける。。。
自分の琴線に触れまくった。
私も似たようなこと考えるなと思いました。
あと、もっと自分の気持ちに真摯に向き合いたいと思いました。

最後の描写は、私も新宿の大通りで似たような事を思った事があり、状況がかさなりました。
お母さんとあーなったことも。変わるんだ…、、という気持ちも。。。
私の中で、ハチは私の親友に似てます。私は親友と出会えた時に初めて心許せる人が出来たと思いました。世界が鮮やかになった。時間が美しくなった。楽しくなった。生きるのって悪くないなって思えた。真の友達ってこんなにこんなに良いんだって思いました。

色んな事がすごい。
この本に出会えてよかった。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説群。
感想投稿日 : 2016年6月29日
読了日 : 2016年6月29日
本棚登録日 : 2016年6月29日

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