前向きに仕事をしようと思える本。異動、昇級。いいことばかりではないけど、都度試練を乗り越えていく絹子。彼女が前向きに、ひたむきに仕事に取り組んでいる姿に自分も頑張らなくては、と思わされる。ほんとうに、槇村さとるはリアルな女性像を描くのがうまいと思う。
後半はさらにたくさんのキャラクターが出てくる。デキる若手男性社員や上昇志向の強い女性社員など。彼らに体当たりでぶつかって、チームをまわしていくところはお見事。全力で、私欲なしにぶつかっていく彼女だからこそ、周りの人間が「なんか助けたくなる」と思うのだろう。ベテラン・中堅社員はかくありたし、と思った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2011年11月28日
- 読了日 : 2011年11月28日
- 本棚登録日 : 2011年11月28日
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