映画と氏の作品中に著われる様々な一文は作品中に溶け込んでいてスルーだった。そして、音楽と違い、それを確かめる労力を厭うといういう感じもあったかな。でも、そういう比喩として読み過ごすことができたのだろうと思う。
ハルキストでもなく、記憶するほど読んでないのも手伝って、本に名を連ねてる人々の入れ込みがスゴイと唸った。春樹氏は私にとって同時代かつ今も第一線で輝く作家なので読んでいて「え?そんなに昔?」という気になりビックリです。
それにしても、後半の論文には違和感。氏は書評とか気にしないで楽しんでほしいとあったと思うので、氏の作品の書評はことごとく読んでこず、村上さんと河合先生の対談に答を見出してきたので、エライ監督さんや学者の意見もドウデモイイと思ったわー。
この本は図書館にリクエストして買ってもらった。今、検索すると倍以上のお値段になっている。よくぞ、図書館、買ってくれたと思って昨日、感謝の念を伝えてきました(笑)。
読書状況:読み終わった
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わかりやすい
- 感想投稿日 : 2023年4月17日
- 読了日 : 2023年4月17日
- 本棚登録日 : 2023年4月17日
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