マレ-鉄道の謎 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社 (2002年5月8日発売)
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本棚登録 : 874
感想 : 94
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 国名シリーズ中、その国で解決するのは本家クイーンの『アメリカ銃の謎』と本書『マレー鉄道の謎』だけだろう。
 取材成果を活かしたいのか、第一の殺人が起きるまでは紀行文のようである。34歳の男二人旅だが楽しげだ。
 アウェイの事件とはいえ、現地の警察が協力的なので、火村のフィールドワークは進捗する。
 目張り密室の封印は、そんなに上手く行くのか、と疑問を覚えた。
 ジャッキとジャックの勘違い→第三の殺人、にはしてやられた。今回も犯人は指摘できず。謎の一端をかすめるように解いただけにとどまった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館
感想投稿日 : 2022年5月11日
読了日 : 2022年5月10日
本棚登録日 : 2022年5月7日

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