美しい文体で読みやすく、容易く一気読みしてしまった。
ナオミの蠱惑に翻弄される主人公が絵かがれる。
肉体美を希求し、翻弄される事を喜びと感じてしまう異常性。いや、異常ではなく、肉体美と性浴に取り憑かれる我々を思えば、あくまで普遍的で社会的なマゾヒズム構造を描いた作品なのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年8月25日
- 読了日 : 2023年8月25日
- 本棚登録日 : 2023年8月16日
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