都市と消費とディズニーの夢 ショッピングモーライゼーションの時代 (oneテーマ21)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年8月10日発売)
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本棚登録 : 830
感想 : 76
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「ショッピングモールとディズニーランドはもともと新時代コミュニティを作ろうとしていた!」って感じの本。
「治安悪くて住みづらい古い街じゃなくて新しい街を作ろうぜ!」とも。

ショッピングモールやディズニーって
・「取るに足らないもの殺風景な場所」みたいな扱いを受けたり
・「大企業が古き良きコミュニティを侵略している」みたいなネガティブな目で見られたり
な面もあるけど、実は元々買い物を中心として人の集まる場所を作ろうとした、という経緯があったそうです。

実際問題、ショッピングモールやディズニー行くと盛り上がること多いし、ショッピングモールやディズニー的な仕組みでコミュニケーションの場をより良くできんじゃね…!?と思いました。

ちなみに著者の速水さんは『自分探しが止まらない』の人です。ジャンル広すぎる。ラーメンや音楽のことも書いたりするし。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会学
感想投稿日 : 2013年4月25日
読了日 : 2013年4月25日
本棚登録日 : 2013年4月25日

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