現在の日本医療の問題点に関し、「死生観」「司法」「経済理論」「日米の成り立ちの違い」など、多角的な見地から分析し論じた著作。著者の指摘は、至極真っ当であると思われ、医療に携わる者のみならず、マスコミ、法曹界をはじめとする日本社会全体で医療の将来を考え、手を打っていかなければならないことを十分に理解できた。現状における医師の負担は極めて大きく、このままでは、著者の憂慮する「医療の崩壊」は近いといえる。
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- 感想投稿日 : 2018年12月8日
- 読了日 : 2018年12月8日
- 本棚登録日 : 2018年12月8日
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