なりたい者になれるという妖面を扱う、面作師見習いの太良と甘楽が主人公
だけど主に妖面を買う側の視点から話が展開するせいか、まだ2人は謎の多い不思議な存在という印象です
2人の出自にも寄るものなのでしょうが、人の子ながらどこか客である人間たちと一線を画しているように感じました
YAらしくめでたしめでたしばかりで終わらないのも良かったです
子どもの客は面を上手く外せたのはやっぱりまだ内在する闇が濃くないからかな
今後子どもでも荒魂化してしまう者が出てくるのか気になります
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
石川宏千花
- 感想投稿日 : 2014年6月24日
- 読了日 : 2014年6月24日
- 本棚登録日 : 2014年6月19日
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