物語フランス革命: バスチ-ユ陥落からナポレオン戴冠まで (中公新書 1963)

著者 :
  • 中央公論新社 (2008年9月25日発売)
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感想 : 82
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フランス革命の流れを概観できる。出来事を細かく取り上げるのではなく、本にも書いてあるように著者が重視した視点に沿って軽重をつけてある。フランス革命について、高校世界史程度の知識を持っているとすんなり理解しやすいかと思う。
佐藤賢一「小説フランス革命」を読んで面白かったが、すごい長編なので全体像を捉え直そうと思ってこの本を手に取ってみた。とても良い本だった。ライフネット生命の出口治明さんが「国家と政治を理解するために押さえるべき本」として推奨していた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2016年12月2日
読了日 : 2016年12月2日
本棚登録日 : 2016年11月25日

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