非常に面白かった。かなりお勧めできる作品。
日経南米移民が、日本の外務省へ復讐するというストーリー。
南米移民の歴史をそれほど詳しく知らなかったから、調べてみようという気持ちになり、歴史的に知識を増やしてくれる本であり、なおかつストーリーの続きが気になり、かなりのボリュームだが夢中になって読み込める。
ケイは陽気で魅力的だが、付き合うのは大変。
松尾がかなり振り回されて苦労してそうだけど、それでも楽しんでいる。
ブラジル人の陽気な性格ってこんなのかなぁーっと知人にそういう人がいないから想像した。
外見は日本人だが、内面はブラジル人。
育った環境が人間をつくるんだね。
ブラジル人がいっていた
「自分の町は好きかい?愛せばもっと楽しくなるよ」
といっていたフレーズが印象に残った。
日本の社会は謙遜でストレートに言わないけど、ブラジル人のポジティブな性格は見習っていきたい。
私も自分の町や国が好きだと堂々といえるようになろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2018年9月6日
- 読了日 : 2018年9月6日
- 本棚登録日 : 2018年9月6日
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