3時間の長編だが、一瞬も目が離せない。
ガンジーがその瞳の奥で何を思い、その瞳が見据える先に何が映っていたのか。痛いほど伝わってくる。
ガンジーはいう。
私は失望すると いつも思う
歴史を見れば 真実と愛は常に勝利をおさめた
暴君や残忍な為政者もいた 一時は彼らは無敵にさえ見える
だが結局は滅びている
それを思う いつも私は
またガンジーはこうも言う。
人間の幸福は物品ではない たとえ豊かでも
幸福は労働と仕事に対する誇りから来る
きっと人間の本質を誰よりも知っていたんだと思う
何を本当に大切にしなければならないのか。
自分を殺した少年を許せと言葉を遺し、この世を去ったガンジー。
僕は絶対に彼のことを忘れない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2009年11月30日
- 読了日 : 2009年11月30日
- 本棚登録日 : 2009年11月30日
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