前巻である-少年期-の続きです。いつだって那智にとって真里谷は一番大事な友達であり大切な存在、けれど「友達より大事な存在」が一般的には存在することを知りどうしたら本当の意味で真里谷の”いちばん”になれるのか悩み出します。
真里谷は真里谷で既に前巻で那智への想いが友情ではないことを自覚しているのでまた少し異なることで悶々と悩んでいます。
二人の間にあった友情であったはずのそれは確実に恋心へと変わっていっているのに妙な思い違いからすれ違ってしまう…もどかしくも感じつつ二人の初々しさにきゅんとしました。
二人の間には誰も横入りできないことは最初から分かってはいつつ、ラストはなんだか雨上がりの空みたいな清々しさがありました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
Manga
- 感想投稿日 : 2014年10月18日
- 読了日 : 2014年10月18日
- 本棚登録日 : 2014年10月18日
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