何かが起こりそうという気配がずっとあって、実際「なにか」は起こるのだけど、なにが起こったのかはさっぱり分からない、という素晴らしい小説です。意味が分かりません。
解説によれば、むしろそれこそが作者の狙いだったと書かれています。つまり、「あれがあれのメタファーで」といった説明では固定されない小説を書いたのだと。どうやら本人もそれに近いことを言ってるらしいので(解説によれば)、そうなんだろうと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2012年10月28日
- 読了日 : 2012年10月28日
- 本棚登録日 : 2012年10月28日
みんなの感想をみる