その日の墨 (河出文庫 し 21-1)

著者 :
  • 河出書房新社 (2014年12月8日発売)
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本棚登録 : 79
感想 : 5

リリース 佳奈子さん(交換不可)

佳奈子さん、エッセイのベスト1と超オススメ本。

著者の『篠田桃紅』紹介。

女性の美術家、版画家、エッセイスト。
中国台連生まれ、幼い頃から、水墨画の手ほどきを受けた。
1956年から58年にニューヨーク滞在中、米国各地で個展を開催して注目を集めた。
『絶対に描きたくないものは描きません』『人として何が完成形なのか、わかりません』といったきっぷのいい語り口が多くの共感を呼んだ。
エッセイも有名で、本作も含めて、『墨いろ』など、
多数の著作がある。
『103歳になってわかったこと』が人気を博した。

本作は、書の修練によって墨で独自の美を創り出したエッセイであるとともに、著者自身の半生の記にも
なっている。

昨年3月1日に老衰の為、107歳で亡くなった。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 第23回20221029
感想投稿日 : 2022年10月30日
本棚登録日 : 2022年10月30日

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