マリー・アントワネットの心の内が豪華な衣装の中から匂い、なかなかよかったのではないか? オーストリア・フランス国境での儀式。オーストリアからは一切身に着けていたものを持ち込むことは許されず、着衣をすべて脱ぎ去りフランスの服に着替え、オーストリア皇女からフランス王太子妃として国境を超える、この場面、たった一人で敵地に行くのだな、という雰囲気がよく伝わってくる。実際は14歳だがちょっと女優さんが年取ってるな、と思ったが、最後の革命の場面のためにこの映画はある、という感じがして、覚悟のできた王妃に変わっていた。
豪華絢爛な衣装に目を見張る。大きなスクリーンでみたらさぞよかっただろうなあ。2年前に「マリーアントワネット展」で再現されていた王妃の居間がほとんどそっくりな形で出てきたのには驚いた。当たり前か。アメリカ独立戦争への財政支援などもさりげなく出てきて、ポイントは抑えてあった。
キルスティン・ダンスト
監督:ソフィア・コッポラ
2006アメリカ・フランス
2018.11.10BSプレミアム
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画(洋画)19世紀までが舞台
- 感想投稿日 : 2018年11月18日
- 読了日 : 2018年11月18日
- 本棚登録日 : 2018年11月18日
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