題名だけは知っていたアラン・ドロンの「サムライ」。公開後52年にして見る。冒頭に「武士道」の教えが文字で出る。自分自身と対峙するのが厳しいのだ、というような意味が出る。その精神を持ち殺しを請け負う一匹狼のジェフ。非情だが寂しい、それが小鳥と住むベッドだけのアパートに現れている。眉間にたてじわをよせ、一方の眉がちょっとあがるあの顔、う~んたまらないです。最後の最後、ピアニストの女性に向けたピストルの中身がサムライ・ジェフの心だったのか。
アリバイを頼む女がナタリー・ドロン。名前はもちろん知っているがあまり顔は知らなかった。これがドロンの奥さんだった人なのか。
1967フランス
2019.12.10BSプレミアム
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画(洋画)犯罪もの
- 感想投稿日 : 2019年12月15日
- 読了日 : 2019年12月15日
- 本棚登録日 : 2019年12月15日
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