春から夏、やがて冬

著者 :
  • 文藝春秋 (2011年10月17日発売)
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感想 : 202

推理ものと思い読み進めていると暗い過去を抱える主人公の過去を少しずつひも解いていく物語り。主人公は、まずスーパーの警備責任者で、万引きの対処から物語りは始まる。娘を交通事故で亡くし、しかもひき逃げで犯人が捕まらない。それが影響し、妻がノイローゼとなり自殺する。負のサイクルは連鎖し、本人は末期がんに。最後の救いは、自分が万引きを見逃した女性が実は娘をひき殺したということがわかり殺人へ。最後の意外性は読めたので、落ちがイマイチかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2012年8月29日
読了日 : -
本棚登録日 : 2012年8月29日

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