思い通りにはいかないことを、きちんと描く。
恋愛の滑稽さと苦しみがこれでもかと波のように展開し、容赦がない!と悲鳴を上げそうになった…。
同じ夢を見ていたつもりが一瞬で暗転する、残酷だけど鮮やかな筆致にうっとり。そして木原さんは情緒が未成熟な人を書くのが上手い…。
ただ、この収録の仕方は慈悲がないのでは、と思った(笑)
ノベルス版の下巻が読みたくてたまらない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(国内)
- 感想投稿日 : 2022年1月20日
- 読了日 : 2020年3月16日
- 本棚登録日 : 2020年3月16日
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