パンドラの匣を思い出しました。
時期的にはこちらの方が古いのかな?
こちらは、女性と心中を試みて自分だけ生き残ってしまった主人公の、運び込まれた病院で交わす友人や家族との会話を通じて、作者の思いを読者に伝えようとした…という物語。
作者ならではの題材です。
当然その解釈は僕個人のものではありますが、この物語に関して言えば三分の一くらいは作者自身の物語へのつぶやきで占められていますので、これほど作者の考えや執筆中の感情が伝わる作品はないでしょう。
ツイッターの文面の差し込まれた小説という所。
新しすぎです太宰先生…。
読書状況:読み終わった
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SonyReader
- 感想投稿日 : 2014年12月27日
- 読了日 : 2014年12月27日
- 本棚登録日 : 2014年12月27日
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