英国庭園の謎 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2000年6月15日発売)
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本棚登録 : 2895
感想 : 205
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'22年6月29日、Amazon audibleで、聴き終えました。今回が2回目、かな…?

これも、大好きな本、でしたが…良い感想の思い出と共に、嫌〜な気持ちになったのもまた、思い出しました。

中では、「雨天決行」「三つの日付」「ジャバウォッキー」が好きでした。

「雨天決行」…被害者の気持ちを想うと、なんとも悲しい気持ちがします…火村の謎解きに、唸ってしまった。

「三つの日付」…これも、火村の…って、どんだけ小説の主人公に入れ込んでんねん!凄いのは、有栖川さん!と、この感想を書きながら、自分に呆れてしまった┐(´д`)┌

「ジャバウォッキー」…本書中は、この作品が一番好きです。火村とアリスを突き動かす、その動機が…とても有栖川さんっぽくて、優しさに溢れているなぁ、と。

で、「英国庭園の謎」、ですが…暗号の謎解きには、感心しました。でも…人間の、「ねじ曲がった、醜さ」を突き付けられて、ブルーになったのを、よ〜く思い出しました。

ちなみに、本作も…「ブラジル喋の謎」と同様(「ブラジル喋」の「再読記録」の方に書きました。良かったら、そちらも見てください!)audibleでの「目次」に、各作品のタイトルが記されてませんでした。ここは、不満(┛✧Д✧))┛彡┻━┻でも…

いやぁ…有栖川ワールド、満喫中!ハマってる&惚れてる!Amazon audibleにも、感謝!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Amazon audible
感想投稿日 : 2022年6月29日
読了日 : 2022年6月29日
本棚登録日 : 2022年6月29日

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